帯のご紹介

  • ねん金綴錦
  • ねん金綴錦

    introduction of obi 01

    この織物の創作は徳川家に伝わる宝物裂の再現を依頼されたところから始まりました。
    この裂には見たこともない珍しい金糸が緯糸に織り込まれていましたので、この糸を作るところから始めました。
    そしてこの糸づくりがきっかけとなり、完成したねん金糸を帯地作りに生かそうと試 行錯誤を繰り返し、5年の歳月を経てねん金綴錦を完成させることができました。
    その後「彩ねん金」で実用新案特許も取得いたしました。ねん金綴錦の特徴としては、何より軽く締めやすいことと、合わせる着物が多彩であるということが挙げられます。

  • 桝屋髙尾について
  • 針ねん金

    introduction of obi 02

    正倉院所蔵の織物の中でも経糸の浮き沈みにより文様表現された「経錦」が多く見られますように、織物の歴史の上ではこのような方法が早くから行われておりました。
    その後、緯糸を使った文様表現技法「緯錦」が織られるようになり今日に到るまで主流を占めております。
    このような歴史を踏まえ、今回は経糸の浮き沈みによる文様表現「経錦」を軸とし、柄によっては緯糸での文様表現「緯錦」と融合させ、新しい織表現を創作いたしました。
    元来、織物には文様制作上の制限があり、そこから自由になっていくことへの挑戦ということに長い歴史を有しております。
    こちらの針ねん金は、現代の技術と独自性の追求から、織の歴史を一瞬に超える夢ある織物かもしれません。
    糸づかいとしては、従来のねん金綴錦より経糸にねん金糸を多く使用することにより、経糸での文様表現が豊かに、そして深くなるように工夫いたしました。

  • 金唐ねん金
  • 金唐ねん金

    introduction of obi 03

    2年前に紙の博物館を訪れ、金唐華紙の存在を知って以来これを織物に表現したいと模索の日々が続きました。
    金唐華紙とは西洋の金唐革を和紙で表現した日本の伝統工芸です。和紙に金属箔(金箔・銀箔・鈴箔等)をはり、版木にあてて凹凸模様を打ち出し、彩色を施すものです。
    全てを手作りで制作する高級壁紙で、建物の室内を華麗な色彩で豪華絢爛に彩ります。
    2015年春より試験を繰り返し、なんとか生地風を完成させて帯地としての本格的な制作に入れたのは秋となりました。
    ねん金糸の強さと、糸の強さとの調和に最も気を配りながら、ふくれの技術を針ねん金と融合させて、金唐革紙の持つ独特の凹凸感、そして金属箔の光沢感を表現しました。

  • 古布蘭
  • 古布蘭

    introduction of obi 04

    現在の一般的な織物は、緯糸のみで多彩な文様を表出する緯錦が圧倒的に多いですが、本品は経糸に複数の色糸を用いて、文様を織り出した平地経錦です。
    基本的には経糸は四色で文様を織り、さらに緯糸二色で文様を加織りした重厚華麗な織物ですがこれにより、経糸の絵経との重ね合わせにより現われる織物でしか出しえない色彩を表現しようと努力した作品です。
    経糸では表せる色に限りがあります。
    そういった技法の制約を持ちながら工夫された美を創造することが織物の原点といえます。正倉院御物に見られる経錦のもつ古典的で端正な気品を、時には弊社のねん金糸も用いながら、さらに格調高い美を目指した作品となりました。

  • 渡来錦
  • 渡来錦

    introduction of obi 05

    織物の基本である平織りの美しさを極限まで表現したのが渡来錦です。
    その創造の源泉は法隆寺に伝わる「藕糸七条袈裟(ぐうしななじょうげさ」にあります。筬(おさ・機を織るとき経糸を整える道具)を使わなかった時代の素朴でありながら気品のある織物に魅せられ、このために極限まで細かい筬を創り上げ撚りの強い糸を使って丹念に織り上げました。その筬の密度はなんとひと歯0.25㎜です。
    渡来錦の魅力のひとつは、手にした時の驚くほどの軽やかさとしなやかさです。
    締めていることを忘れてしまうほどで、元文化庁文化財鑑査官・北村哲郎氏より、「究極の織物」という表題でコメントを頂戴しております。

  • 本袋
  • 本袋

    introduction of obi 06

    創業当時から扱っている畦地組織の本袋帯で、裏表同時に織りあげます。
    畦織とは織物の三原組織の一つで最も基本的な織組織ですが、それだけ奥の深い織物です。弊社の畦織は平織りの変化組織で織り上げていますが、緯糸の打ち込みを織り分けることにより、ざっくりとした素朴な風合いのものと、つるりとした平滑な風合いのものと二通りの織物を提供できるようになりました。
    昨今多くの織屋さんが織ることを断念されている引き箔を緯糸に織り込むという技術がありますが、私どもでは今後も変わらずこの技術を継承していきたいと考えております。特徴としては、独特のざらつきのある地風で、これにより帯が締まりやすく締め戻らないということが挙げられます。また、キュッキュッという絹なりが帯を締めたときに心地よいです。

  • よろけ織
  • よろけ織

    introduction of obi 07

    経糸が左右によろけている様に見えるため「よろけ織」と称されるこの織物。
    通常、織物の経糸がはっきりと見え、左右によろけているのが分かると言うとはありません。あえてこの織物は、左右によろけている様を見せているのです。
    特殊な筬を使って、緯糸をかき寄せながら、経糸を左右に揺らすことで、緯糸と経糸を絡み合わせることで生まれる「よろけ織」
    このよろけた文様が独特の装飾的な雰囲気を醸し出しています。

introduction of obi

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